リンカーン・ライムシリーズ⑪ スキン・コレクター ジェフリー・ディーヴァー
地下道で腹部にタトゥーで文字を彫られた遺体が見付かる。色の代わりに毒を付けられ毒殺だった。犯人がボーン・コレクターの手口とライムやアメリヤの捜査方法を調べていたことが判る。殺人が連続した。三件目の事件現場になる可能性が有る病院に行ったアメリヤは襲いかかろうとしていた現場に行き合うが犯人を取り逃がす。入院している夫・スタントン・マシューを見舞いに来た妻・ハリエットが狙われた。
邪魔された犯人がライムの周辺の人に襲いかかる。
アメリヤと姉妹・親子のようにつき合っているボーン・コレクターに誘拐された少女・大学生のパム。パムが留守で部屋にいた恋人のセス・マッギンが襲われる。未遂に終わる。
ロン・セリットーがヒ素入りのコーヒーを飲まされ、意識不明になる。
捜査協力したタトゥーの技術職人の店で、他の職人が腹部にタトゥーを入れ、殺された。
ライムの家にも忍び込まれ ウイスキーに毒をセットされた。
犯人の目的を探る。水道管を破裂させるのが目的かと思われたが、被害を少なくするため水道水を停止させた水道管に穴を開け、ボツリヌス菌をいれることが目的だった。停止したと伝えられた水道管に穴を開けた犯人は水圧で亡くなった。ボツリヌス菌は回収された。残されたものからスタントン家族は逮捕された。水圧で死んだのは犯人の替玉だった。犯人はパムに近づいていた。
スタントン一家が所属していたのは、AFFCというミリシアだった。アメリカン・ファミリー・カウンシルという異人種結婚違法、人種隔離、全移民を追い払う等主張するミリシアだった。AFFCをアメリカ最強の武装組織にしようとしていた。パムの母親の所属していたミリシアと関係があり、パムが六歳の時大人たちは将来結婚させようと決めていた。パムはリンカーンたちに保護されたが、犯人は奪われたと思い取り返しにきたという。一年前から近づいたセスだった。セスを不信に思ったライムによりパムは助けられた。
ウォッチメーカーが、獄中で死亡したという報があった。ウォッチメーカーは脱獄していた。セムやスタントンにこの事件の筋書きを教え、フグ毒を差し入れされ脱獄していた。
ロンにヒ素をもったのはロンが捜査している博物館の捜査をさせないためだった。引き継いだアメリヤにも毒がセットされた。阻止された。
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