QED⑦ 龍馬暗殺 高田崇史
棚橋奈々は日本薬剤師会主催の学術大会のため高知に行く。龍馬ファンの妹・紀子?も一緒に。
大学の後輩・善家美鳥の実家に行くと桑原崇が来ていた。美鳥の実家は物部村より山奥だった。四件しか人が住んでいない蝶ケ谷村だった。台風のため土砂崩れが起き、一晩閉じこめられる。
朽木刻夫がナイフで刺されて死ぬ。遠敷竜郎が頭を打ち怪我を負い意識不明。竜郎の母・巴が首を吊り亡くなり、雛神演吉はドクニンジンで自死する。土砂崩れの中から一年以上前に亡くなったと思われる雛神祀男の死体が発見された。
本が手元に無くなったので思い出しながら。
蝶ケ谷村は平家の落人村と言われているが、落人を殺した村だった。そのため神にして祭った落人が暴れないために危ない時は生贄を出した。村は合併する。生贄のために竜郎を呼び戻していた。が、代わりに刻夫を生贄にする予定だった。遠敷竜郎は雛神演吉の息子だった。刻夫が逃げたと思った竜郎の母・巴が逃げる刻夫をナイフで刺した。巴が刻夫を殺したことで首を吊った。
龍馬を誰が殺したかを書いた書簡が見付かった。書簡を神社に保管してあることを知った竜郎が盗みに行き、朽木孝子が阻止しようと突き飛ばした。
去年、村の合併話を進めていた雛神祀男が金銭の話をしているのを村を売っていると思った娘・みね子は父親を許せなくて殺して埋めていた。全てを知った演吉は龍馬の事を書いた書簡を燃やし自死していた。
雛神家 演吉(祖父) 祀男(父) みね子(23才)
遠敷家 巴(母) 竜郎(20代)
朽木家 孝子 刻夫 未来
全家家 成代(母) 美鳥(奈々の一年下) 卯月(妹)
もう一度確かめないといけない。
龍馬はたぶん、薩摩藩の命令で殺された。
お遍路は昔、姨捨山の代わりだった。
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