法医昆虫学捜査官③ 水底の棘 川瀬七緒
法医昆虫学者の赤堀涼子が荒川河口で遺体を見付けた。損傷が激しく身元特定が困難だった。解剖医と鑑識は絞殺され川に捨てられたと推定する。が赤堀は海での溺死だという。みんなの顰蹙をかう。解剖医の補佐・由美も、水面までの距離・二メートル以内、水深が一メートル以内のところで頭から飛び込み溺死したと思うと言う。
岩楯と鰐川は被害者の少し見える彫り物から人物を特定して行く。マサキを特定する。
赤堀は峰漁港と打ち出す。岩楯と鰐川は峰漁港に行き、マサキのことを訊ねる。組合長の預かり兄弟二人は刑事を海に連れ出し、海にはめる。赤堀は船に岩楯の痕跡を見付け問いただす。海にはまったふたりを探す。遺体が流れ着いた所の方へ船を走らせ、二人を助ける。組合長の所の見習い二人は、マサキに言いくくまれシャコの密漁に手を貸していた。昌樹と船上で口論になり昌樹は船の生け簀に落ちた。亡くなったのを確認してから海に投げていた。
赤堀の言い分が正しかった。
岩楯の離婚話がでている。
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