若返り同心・如月源十郎 不思議な飴玉 佐々木裕一
如月小六65才 元南町奉行所定町廻り同心、十年前に隠居、入り婿 妻・鶴代
竜美 小六の娘 婿・一哲は3年前に病没
如月晋之介17才 見習い同心
富蔵55才 古着屋、岡っ引き。下っ引きだった竹藏を晋之介に付ける。
富山藩の殿様・前田近江守正甫のために越中屋宗右衛門が国許の信錬に作らせた若返りの薬を盗まれた。盗人とぶつかった小六の手元に飴が残った。飴を食べると若返る事を知った小六は、孫・晋之介のために使うことにした。富蔵の家で飴を食べ、着物を着替える。
押し込みの隠れ家をつき止め、晋之介を捕り物の場に呼び出し捕まえる。晋之介には源十郎と名乗る。
晋之介は博打の借金のため売られそうな娘・みちを助けるが、裏の社会で名が知れた香具師の庄兵衛は諦めず、みちを勾引かす。庄兵衛の別宅をつき止め庄兵衛がいる時を見計らって晋之介を呼び踏み込ます。庄兵衛を捕まえた。
晋之介は北町同心の娘・香という許嫁がいた。親が断ってきた。香は晋之介と一緒になれないのなら家を出ると言ってくる。
嫁入りが決まった商家の娘・菊を中傷する張り紙がされる。菊自らが貼っていた。菊は結婚相手の翔太が人を殺すのを見たが、役人に届けられずまずは破談になるように仕向けていた。晋之介が翔太を捕まえた。
下っ引きの竹藏が、妹を死に導いた浪人を見付けた。娘に悪さをしようとしている浪人を捕まえた。
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