コンビニたそがれ堂 村山早紀
コンビニたそがれ堂 アメリカに引っ越した同級生からの受け取り損ねたメッセージをコンビニで受け取った。
手をつないで ママが捨ててしまったリカちゃんを探しに行ったえりかは、コンビニで古いリカちゃんを見付ける。ママは悪いことをしたと思ってえりかのリカちゃんを探しているとコンビニでえりかのリカちゃんを見付けた。ママはえりかにごめんねと誤る。えりかの持っているリカちゃんはママのお母さんに捨てられたママのリカちゃんだった。スカートに刺繍をしていた。
桜の声 ラジオ局でアナウンサーをしている桜子は、一人暮らしでもうすぐ三十才になる。コンビニで桜の花のストラップを買う。田舎に帰ろうかなと考えながら生活している。桜子の番組に1954年からのメールが届く。空から降ってくる音楽と桜の声に勇気付けられた話し。未来からのメールも届く。桜子は番組を任された頃の気持ちを思い出す。
あんず 寿命を知った猫のあんずはコンビニに行く。死にそうだった私を拾ってくれたお兄ちゃんの家の人と同じ目の高さでお話ししたい。猫のあんずは首輪をコンビニに預け、人間になって家に帰る。家の人は従姉妹のあんずが来たのだと思った。あんずはお兄ちゃんと話して消えた。十日たった。帰ってこない猫のあんずを心配したお兄ちゃんはコンビニであんずの首輪を見付ける。五円で買って帰る。
あるテレビの物語 赤ちゃんだった時から見ていた家族が大好きだったテレビ。家族もテレビが大好きだった。写らなくなったテレビの代わりに新しいテレビが来た。女の子がコンビニで古いテレビさんに会いたいの。寂しいのと言った。テレビは光りの粒になった。新しいテレビの横に映らない小さなテレビが大事に飾ってある。
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