花川戸町自身番日記2 女房を娶らば 辻堂魁
花川戸町に住む志奈は旗本の用人に連れていかれた亭主・三太郎を助けるために、町奉行の妻・瑞江を連れ出し、三太郎を船に乗せ解き放つように交渉してもらう。屋形船で解き放たれた
三太郎に出会えた志奈だったが、鉄砲十丁以上で打ちまくられる。三太郎が身を挺したおかげで命が助かった志奈は可一と同心羽曳に依って助けられ、瑞江に匿われる。
瑞江は町中で出会った、夫、子どもを捨てて小田切常敏と逃げた須磨も志奈と一緒に匿った。
旗本安佐野家は用人本庄虎右衛門が勝手に賭場を開き船頭を殺したとし、引き渡すつもりが切腹してしまったということで事を納めた。
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