切り絵図屋清七(4) 栗めし 藤原緋沙子
話しを聞いたがために命を狙われる富之助は逃げるために小伝馬町の牢に入る。一ヶ月後牢を出た富之助に間違えられて民蔵が殺される。
民蔵殺しから追いかけ同心・野尻が捕まり容疑をみとめるが、勘定奉行・谷田部には届かない。谷田部の用人・黒沢の影もある。勘定方・坪井平次郎殺害、四年前の三国屋追放事件、山中代官所のこと、伊豆の別荘等、谷田部に近づきつつある。父・長谷半左衛門の仕事にも関係してくるようだ。父の仕事関係、友人関係の人々に清七は理解され迎えられている。
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