2015年6月25日木曜日

仕舞屋侍2

仕舞屋侍2 狼 辻堂魁
 仕舞屋の仕事を頼んできた旗本の次男・大城鏡之助が殺された。話しを付けた相手・加島秋介が疑われ、捕まる。
 九十九九十郎は加島の為に真犯人を探す。
 加島はアリバイが立証され、解き放たれる。
 犯人は銭屋の番頭・欣次だった。欣次は二十年前に育ての親を殺して逃げていた。一緒に逃げた男が六部になり番頭になった伊助・欣次を強請ってきた。店の娘の子供が欣次の子供であることを知っていたために殺した。六部殺しが欣次だと知った鏡之助が強請ってきたので鏡之助を殺していた。店の主人も知っていた。足の悪い娘の面倒をみた欣次だった。主人は養子だったので元の店の持ち主の縁者に店を売り、田舎に越していた。九十郎はきっちり話しを聞いてきた。

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