2015年11月24日火曜日

天女湯おれん3

天女湯おれん2 春色恋ぐるい 諸田玲子
 世間を騒がせている鼠小僧が捕まった。おれんは鼠小僧の味方だ。処刑された。天女湯に鼬小僧が進入。捕まえると与平の息子与吉だった。与吉は風呂焚きに雇われた。与吉が付き合っているおちよはお腹に子がいた。与平も与吉も承知で祝言を挙げた。次郎吉が生まれた。
 戯作者・為永春水が近くに住み、風呂に来る。取り巻きの旗本の息子に頼まれ、大谷一之丞の旗本に嫁いでいる幼馴染み・美弥を屋敷から連れ出し鎌倉の東慶寺まで送った。美弥は御役が欲しい夫に上役の床相手をさせられていた。
 おれんは市之丞の友達・深津昌之助と恋仲になる。昌之助は旗本の次男だが、兄が病気で昌之助が跡取りとなる。縁談が整いそうな昌之助におれんは養子を取る事が決まったと嘘を告げる。
 天女湯で出会った、薬種問屋の娘と上州の庄屋の三男との縁談がまとまった。庄屋の三男と言っていた忠三郎は盗賊の仲間だった。忠三郎は足を洗うつもりで婿に入ったが店があまりにもお金に困っていたので最後の仕事のつもりで盗賊に加わっていた。
 新村左近・国許に帰った武士が江戸へ帰って来た。

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