2015年11月6日金曜日

火郡(ほむら)のごとく

火郡(ほむら)のごとく あさのあつこ
 新里林弥16才 二年前15才年上の兄・結之丞を亡くした。兄は背中を斬られ亡くなった。
 江戸から兄の剣術の弟子と名乗る、樫井透馬が現れる。家老の庶子だ。林弥の家に居候し、兄の事件を調べる。
 家老・樫井と中老・水杉頼母の権力争いが表に現れ、一晩で水杉派は潰される。林弥の道場の友・上村源吾は父親と切腹し母、妹共に屋敷に火を付死んだ。
 水杉は樫井家の皆殺しを命令し刺客を放った。樫井透馬を狙った殺し屋は林弥が斬った。殺気無く人を殺す、兄の時と同じだった。林弥の兄の友・兄嫁七緒の兄・林田清十郎だった。後、樫井家に走り、透馬の父を助ける。
 二年前勘定方の結之丞が勘定方の不正に気が付き殺されたのだった。

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