2018年5月24日木曜日

バッタを倒しにアフリカへ

バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎
 サバクトビバッタを愛し、昆虫学者になりたいが所属する研究所がなくなった。三十一歳。サハラ砂漠、モーリタニアの研究所にフィールドワークに行く。日本学術振興会海外特別研究員一年380万円の二年任期を手にして。
 出来ないフランス語とバッタが現れないことに苦労しながら、周りの人に支えられ、フィールドワークをこなす。
 研究論文が書けていないため生活と環境の話しが主なもの。
 平成25年度京都大学「白眉プロジェクト」に採用され五年の研究が保証された。三年目に国際農林水産研究センターに任期付きで移動。ジスカルではアフリカでバッタの研究が出来五年間で成果を出せば常勤の昆虫学者になれる。
 

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