2015年8月15日土曜日

吟味方与力人情控2

吟味方与力人情控2 おくれ髪 辻堂魁
 文政2年 1819年 前奉行 永田備前守正直
 鼓晋作33は榊原主計頭忠之が北町奉行になった日、北町奉行所詮議役吟味与力の助から本役になった。
 29才の時、小十人役旗本・志村高江と結婚 娘・宛4、息子・麟太郎十ヶ月
 晋作は盗賊・銀狼捕縛の専従の組の頭になる。
 芸者・花守が柴崎沖節の娘・樹と言っていた城の市が殺される。御家人の間でささやかれている柴崎の残された子供が銀狼になっている。が花守と柴崎姉弟、銀狼を繋ぐ証拠は無い。十年前、姉弟が傷の手当てをした男、白狐一味、絵師・北庵、
 十年前、白狐一味の頭は仲間に裏切られ、傷つけられる。助けたのは柴崎姉弟、父母が亡くなり子供たちは会津の助けた頭を頼る。十年修行し、銀狼になり江戸に戻る。父母が死んだ原因、金貸し城の市を殺す。白狐一味がお頭を殺しに来る。頭・北庵と二人の兄弟に返り討ちに合う。北庵も傷を負い銀狼の頭として死んで行く。
 晋作は姉弟が江戸からから出るのを見逃す。白狐一味と銀狼がみな死んだことにした。

0 件のコメント:

コメントを投稿