2015年8月9日日曜日

仇討ち東海道一

仇討ち東海道一 お情け戸塚宿 小杉健治
 享保13年 1728年 
 矢萩夏之介24 父・仙北藩飯田備後守家来矢萩夏右衛門が新谷軍兵衛に殺され仇討ち願いを出し、追いかける。
 小弥太22才 15年前。矢萩夏右衛門が、倒れた父と母を屋敷に引き取って養生させ後、働かせて貰えた恩のため夏之介と一緒に仇討ちの旅に出る。
 仇・新谷軍兵衛は、旗本に匿われていたが、江戸を出て、京と大阪の間にある旗本の知行地・富永村へ旅立つ。
 戸塚で老中に直訴しようとしている百姓に会い、手を貸すことになる。家老と郡代官と飯盛旅籠の主と地廻り等の癒着の証拠を掴み、捕まっている人たちの解き放しと年貢等の徴収のやり方を考え直す約束を取り付ける。
夏之介等を足止めし、どさくさ紛れに夏之介を殺そうとする、軍兵衛の罠だった。解決し、軍兵衛も留まっていたので差は開いていない。

0 件のコメント:

コメントを投稿