2016年2月25日木曜日

希以子

希以子 諸田玲子
希以子 大正三年に五才養母の家と実家を行ったり来たり生活している。西条慎一郎の息子・市太郎と結婚の約束をするが美佐緒に反対される。結婚する。二人子供が出来るが離婚する。九年後満州に行き市太郎と二ヶ月間一緒に暮らす。市太郎は希以子が日本に帰っている間に刑務所に収監されていた。待っていた。市太郎は釈放され日本に帰ってしまった。希以子は北京に行く。実母が亡くなり、異父妹・洋子を北京に呼ぶ。北京で終戦を迎える。
美佐緒 大正三年に十二才 希以子の養母の娘(実子ではなかった)後芸者になり西条慎一郎の後妻になる。
大水、震災、戦争大変な時代を生き抜いた。
昭和37年ごろ 希以子五十過ぎか。福岡から東京に帰る。まり子十才前後か。下宿屋をしながら家政婦をする。市太郎は布団屋さんの婿になっている。
美佐緒がくる。西条は亡くなり、娘は駆け落ち、一人になっていた。

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