十津川警部 捜査行 阿蘇・やまなみ殺意の車窓 西村京太郎
阿蘇で死んだ刑事 第三セクターの南阿蘇鉄道を走るレールバスが爆破される。五人死亡三人が重体だった。死亡の中に刑事がいた。六十億の不正貸付をした銀行の貸付担当だった男がいた。犯人・林田は銀行員・平山の殺人を見、脅迫し、六十億の貸付のあと社長が持ち逃げしたように見せかけ社長を殺していた。平山はリベート一億円を貰ったが五、六億円を要求したため、林田が狙っていた。平山を殺人犯だと思っていた刑事が後をつけていた。刑事も一緒に時限装置で爆発させた。
阿蘇幻死行 十津川直子が九州旅行中に交通事故を起こしたと思ったが、死体がなく帰って来た。事故を起こしたと自首した男・原は先に事故で亡くなっていた人をとばしたとなり、直子が事故を起こしたのだと捕まった。十津川は直子と一緒に旅行した友達が原を使い、邪魔になった男を殺したことを暴いた。
小さな駅の大きな事件 テレビで見た原作はこれだった。鹿児島の日本最南端の駅で刑事が撃たれてなくなっていた。鉄道オタクが十分おきに写真を撮っていた。代議士の頼みで刑事は鹿児島まで届ものを届けた。そして殺された。
ある刑事の旅 捜査一課の若林の父親が亡くなったので鹿児島へ行った。父親と一緒に住んでいたと言う女の頼みを聞き、殺人犯にされてしまう。十津川が鹿児島で真犯人を見付ける。一緒に住んでいたと言う女が父親の死んだ病院の院長と組んで仕組んでいた。
西の終着駅の殺人 清水刑事が実家の枕崎に帰る途中のはやぶさの中で知り合った女が殺される。自分が秘書をしていた男は猟奇殺人の犯人だと解ったから命を狙われていると言い残していた。証拠が無いと言う。はやぶさで殺した犯人・広田のモンタージュを作り、手配した。広田を殺しに来た男・大沼と広田を捕まえた。
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