読売屋天一郎〈六〉 千金の街 辻堂魁
読売屋・天一郎は、病気になった遣手婆・稲の昔のことを調べ丹波青坂家の殿様になっている子のことをつきとめた。四十年前のことを知っている峯岸啓九郎に会い、稲のことを伝える。自分の母の子とを知った国許の殿様は母を引き取った。
やんまの公平の友達・弥作が吉原の八州屋の番頭の息子の替わりに殺された事を知り、公平は敵を打とうと吉原の首代菊蔵に呼び出し状を送る。天一郎も手伝い菊蔵を殺した。菊蔵等を皆殺しにしたのが誰なのか、分かっていない。
稲のことも読売には書かなかった。
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