QED⑪神器封殺 高田崇史
熊野の残照の続きのような。禮子の他に桑原崇とよく似たタイプの御名形史紋・禮子の知り合い崇と同い年が現れる。奈々に興味を持つ。彼は毒草師と名乗る。
四人と神山禮子は和歌山滞在を伸ばした。遭遇したのは熱田記念病院の熱田光明の殺人事件だった。首と右手首を切り落とされていた。熱田光明を殺した犯人を知った事務長も殺された。犯人は薬剤師の浜崎羅馬だった。母親を侮辱したからだった。
禮子は東京で熱田光明の息子・鎮と付き合っていたが突然連絡が取れなくなっていた。事件の解決後鎮が誤り同じ母を持つ兄妹だと分かったことを伝える。熱田病院は光明が地主の那智の住民が大勢いる。禮子も東京に逃げていたが、故郷に帰るようだ。
後に大和朝廷を開く一族が奈良に行き着くために和歌山の海から上陸し、和歌山の統率者の中から味方になる者を見付け、裏切らせ侵略して行った。侵略が成功し、大和に入って味方につけた者を殺す。熊野の神社にはその時殺された者が祭られている。
淡路島の伊弉諾神社の伊弉諾尊は御霊となって祭られている。閉じこめられている。
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