八州廻り浪人奉行 稲葉稔
改題 天命の剣
八州廻り 関東取締役掛 関東代官四人の代表で公事方勘定奉行の下で地方警察権を持つ
関東取締出役は文化二年1805年6月石川左近将監忠房の提案で発足
小室春斎 浪人だったが、福田重兵衛に目をかけられ、代官・榊原小兵衛に紹介され関東取締出役になる。年二十両、巡回の際、日当二百七十文を加増。春斎は小野派一刀流中西派三代宗家・中西子啓(たねひろ)の妾腹の子だった。父1801年死す。形見に五郎入道正宗を残す。春斎20才
初仕事、烏の入墨を入れている、仏の喜十郎一味を捕まえること。一味の一人を尾行し高崎で喜十郎を待つ。隠れ家で喜十郎を斬る。
高崎で喜十郎を待つ間に、料理屋瓢箪屋を、やくざを使い乗っ取ろうとする織物問屋赤城屋から護る。やくざを潰し、赤城屋に全うな商売をするよう釘をさす。
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