源六が千駄ケ谷の紀州下屋敷に移る。
簾中・照子の腰元・式神のカエデ、モミジ、鏡磨きの儀平は蝮を使って源六を狙っていた。薬込役の蝮使いのクネリは、蝮で死んだように見せかけ三人を倒した。失敗した式神は力で殺そうとする。京からの式神五人を葬るが クネリが毒のため死亡する。
隠密家族3 霍乱 喜安幸夫
元禄十年 1697年 新春
源六14才 佳奈12才 一林斎42才 冴40才
綱吉、紀州藩上屋敷で源六と対面し、源六を越前国丹生郡葛野藩三万石の藩主にする。
源六の兄・綱教の正妻は綱吉の娘・鶴。
一林斎は潮干狩りの席で照子に鍼を埋める。
頼方(源六)は参勤交代で越前に行く途中で紀州藩へ出奔。藩政は加納久通に任せていた。
紀州藩城代家老・加納五郎左衛門が式神に殺される。照子が狙いを変え、まずは外堀から。
一林斎の治療所に瘧の症状で浅野内匠頭がくる。
杉岡兵庫隠密廻り同心が、犬に使う粉のことで調べに来る。
京都式神を使う、土御門清風が死亡、紀州薬込役大番頭・小島竜太夫が加納の仇を打つ。
照子、うずめ鍼の所為か、死亡
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