塩谷隼人江戸常勤記2 老骨 牧秀彦
文化元年1804年
六月 藩主忠告が参勤途中、箱根で命を狙われる。末姫・茜が若衆姿で追い払う。後隼人が斬る。黒幕を言わないで死ぬ。茜も江戸に残る。
鏡大次郎が茜の剣術練習の相手を務める。
七月 藩金の横領が発覚し、須崎仁平25才が追放になった。仁平の持ち物の中に村正があった。三代前の藩主からの預かり物だった。隼人は売ってしまっていたが、取り戻し鑑定して贋作と判り、藩主にすべて話す。仁平は笠井のところで漁師になる。
九月 江戸市中で町人相手の剣道場が禁止される。日比野左内27才は道場を畳む。隼人は尼崎藩の道場の師範として呼ぼうとするが、鏡の反対に遭う。
日比野左内 五坪道場一手指南参照
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