八州廻り浪人奉行3 血風闇夜の城下 稲葉稔
改題 獅子の剣
春斎28才 文化6年1809年
油問屋の若旦那に近づき押し込もうとしている蜘蛛の巣一家の残党がいた。頭十蔵の女・もとが鍵を開けさせておく。そこへ押し入る。押し入った所を捕まえた。
春斎は蜘蛛の巣一家の残党探しに川越えに行く。
江戸で骨壷の辰吉一味が薬種問屋相良屋に押し込んだ。盗っ人宿に帰った所を、村田万乃丞率いる四人組が襲った。四人は川越に逃げた。
万乃丞は川越藩の藩士だった。五年前致仕していた。万乃丞は川越の裏社会を仕切るつもりだった。博徒を殺し、金貸しを殺し、川越が無法地帯になりそうだった。春斎も誘われた。春斎と松川左門で阻止する。
始めもとの敵、と春斎を狙っていた竹本五郎蔵が春斎の御用の手伝いをしていた。短筒で狙われた春斎を庇い死んだ。
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