元禄14年 1701年~元禄15年 1702年 暮れ
上杉家の伏嗅組が、頼方を亡き者にするために動き出しそうになったとき、浅野内匠頭による、吉良上野介に斬りかかる事件が起きた。伏嗅組が吉良家のために浅野家の調べにつき一林斎たちは楽になった。
佳奈は吉良上野介に鍼治療を施した。浅野内匠頭、両方が患者の霧生院は辛い。一林斎たちは伏嗅組が吉良家のために手を出す事を阻止した。事を赤穂に知らせる早駕籠の襲撃を撃退した。討ち入りに際し手を出す事を阻止した。佳奈も加わる。
佳奈は茅野三平に恋心を持つが、三平は、討ち入る事と親兄弟の板挟みになり切腹した。
頼方は佳奈が江戸潜みであることを知り、佳奈も頼方が源六であることを知る。
隠密家族5 抜忍 喜安幸夫
元禄12年 1699年 四月
佳奈は目黒不動で、霧生院家が紀州の隠密であることを教えられる。
同じ日 源六も目黒不動に来ていたが、廻りの者が会わないようにした。
綱教が矢島にナゲイ等を使い源六を殺すことを命じる。ナゲイ等は診療所が怪しいと忍び込むがみんな始末される。一林斎は矢島が診療所のことを知っているのか危ぶむが、ナゲイ一存だった。
一林斎は名古屋の綱教方に付いた潜みの頭領を諭し、光貞方に引き入れようとするが、自裁しした。
0 件のコメント:
コメントを投稿