隠密家族4 難敵 喜安幸夫
元禄11年1698年 四月
光貞が隠居し綱教が当主になる。
薬込役は藩主の命に従うが、江戸潜みは光貞の源六を護るという光貞の命に従う事を延長する。綱教は源六の命を狙う。同じ薬込役だが、江戸では一林斎がカシイを倒し、紀州では竜太夫が和田利治を倒す。
吉良上野介が一林斎の治療を受ける。久女が亡くなる。久女の四十九日に綱教の出張治療をし、綱教にうめ鍼をする。
光貞が佳奈を見、自分の娘だと気付く。家紋入りの印籠と脇差しを一林斎に、娘に渡すのはいつでも良い、と渡す。
頼方16才 江戸千駄ケ谷、紀州藩下屋敷に入る。
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