浪華疾風伝あかね《弐》 夢のあと 築山桂
茜は真田大介が帰らないため才蔵と二人で明石掃部と天秀尼に会いに九条村に行く。掃部に会うが茜を偽物として扱い、天秀尼を本物の姫としてみる掃部とは決別する。茜は甲斐に連れていかれる。甲斐は在天別流の者という。才蔵は大介に助け出された。
鴻池新六は役人に捕まっていた。寺島宗左衛門は天秀尼か茜を捕まえないと返してもらえないという。お龍は茜を寺島に渡す。茜は奉行の屋敷牢に入れられる。鴻池新六は拷問を受け酷い姿で帰ってきた。鴻池は九条村の河整備をして商売を大きくしようとしていた。寺島はそれを許せず、鴻池を役所に捕まえさせたのだった。新六は九条村にお龍を行かせ、九条村の人と商売をしたいから、吉利支丹を異国へ逃がすと連絡する。お龍は天秀尼に会う。天秀尼は自分が囮だったことを知ったという。大介がいた。大介は茜が町奉行に捕まったことをしる。
大介と甲斐は茜を助け出す。甲斐は武家に在天を売ろうとした寺島を殺す。天秀尼は茜の替え玉として那々姫として鎌倉に帰る。明石掃部は天秀尼を連れ出したとして名乗り出る。鴻池は船を出し吉利支丹を逃す。
0 件のコメント:
コメントを投稿