すころく幽斎診療記4 きっと忘れない 今井絵美子
草の実荘に母親が殺された魚辰の息子・弘喜が入った。
お辰は妊娠中毒症で微弱陣痛のため母子ともに救えなかった。靹吉と四人の子供が残された。
後、三ヶ月で人足寄場を出られる武也は同心と買い物に出かけた。自分に罪を着せた女を見付け追い駆けてしまう。睦月に出会い付き添って名乗り出る。半年延びた。
川合俊輔の兄・孝輔が妻を殺し切腹した。家は断絶息子・直輔7才が残された。次男・祐輔は吉岡に養子に行っており、俊輔が目付に届け出たことが気に入らない。後のことは知らない縁を切ると出て行く。俊輔が幽々庵に連れて行く。俊輔と生活することになった。
人足寄場で幽斎が診ていた平吉が労咳で亡くなった。最期に平吉は言い交わしたお菊に詫びを言いたいと言い残した。幽斎は半蔵にお菊を探して貰うが見付からない。幽斎が行ったお登勢の店・川瀬に新しく入った女子衆が探していたお菊だった。平吉のことを伝え、お菊のことを聞く。
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