2016年12月6日火曜日

しゃばけシリーズ(15)

しゃばけシリーズ(15) おおあたり 畠中恵
 おおあたり 若旦那・一太郎は 当たりだと思うのはどんなことだろうと考える。若旦那の幼なじみ三春屋の栄吉は辛い味のあられを考案した。人気商品になる。許嫁の千夜と一緒になるかと思うが、栄吉はまだ修業を終える訳にはいかないという。千夜の姉・せつが京で暮らし、子供が出来た。京から手紙を預かって紀助が来た。せつの亭主が働いている櫛を作る親方の従兄弟で料理屋をしている。紀助と千夜が好き合い父親と一緒に京へ行ってしまう。
 長崎屋の怪談 才蔵という岡っ引きが行方不明になり、日限の親分が追いかけていたといわれる。土左衛門で見付かったと思った才蔵は生きていた。同心・岡安がお金を貰って辻斬りを見逃した。才蔵が辻斬りを追いかけ捕まえそうになる。辻斬りが捕まれば不味いと思った岡安は才蔵を堀に突き落としたのだった。岡安は切腹した。
 はてはて ぶつかって落としたたくさんのお菓子の代わりに貧乏神の金次は富くじを貰った。その富くじが当たった。二枚しか無いはずなのに三枚の当たりくじが出た。富くじを作っている職人がこっそり作っていた。
 あいしょう 白沢の仁吉と犬神の佐助が五才の一太郎の兄やになりたての頃、近所の米屋の子供・正五郎の誘拐騒ぎがあった。一太郎は正五郎を助け、近所の妖しが顔を出す。
 暁を覚えず いつも寝込んで接待できない一太郎だったが、大貞親分のお客さんを迎え、船釣りの接待を一太郎がすることができた。

0 件のコメント:

コメントを投稿