2018年2月9日金曜日

無茶の勘兵衛日月録18 風花の露

無茶の勘兵衛日月録18 風花の露 浅黄斑
 待ちました。
延宝六年 1678年 四月 越前大野藩藩主・松平但馬守直良75才鎌倉安楽院にて亡くなる。
直明襲封の許しが出た。

 日高四郎右衛門信義 姫路に生まれる。二十三才で大阪蔵屋敷留守居役。政朝死去後、竜野城主・本田政勝26才を番代にして十九万石大和郡山へ、日高は大阪勤番になる。
混乱に乗じて秘密の掛屋口座を開き着服。ひろを妾宅に、小夜が生まれ五年後次女、かよが生まれる。1653年、二十五年前横領の罪で目付けに捕縛される。勘定吟味役・清瀬平蔵の吟味を受けた。御家改易お役御免。都築家老に命を助けられ家臣になった。現在側用人
大和郡山は政朝の長男・政長と政勝の息子・政利に分けられている。
十九年後 日高は大阪へ会いに行く。ひろは死亡していた。小夜は江戸で和田平を開き、かよは大阪で鶉寿司を開けるようにした。小夜が勘兵衛の子を身ごもり江戸から消えた。三年前大阪で勘兵衛の子を産んでいた。小夜が清水の茶屋を始めるようにした。江戸の和田平はかよが継いだ。


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