鬼役〈二十四〉 白刃 坂岡真
十六夜の月 橘右近が亡くなり密命はどうなるか。密命が下されるが、目の前で相手が殺される。信用されていないのか。間に就く家の主人・土田伝右衛門が勾引かされた。後ろ手に縛られ吊るされた伝右衛門を助ける。彼らは軒猿、元は上杉に仕えた忍び。刺客にされそうになっている壷井師古を刺客にさせないようにする。
町奉行所斬り 橘の意志を継黒幕から命を受け、報酬さえ貰えばどのような密命も果たすと言う丸田川春満を殺す。壷井は加賀前田藩の書き物奉行の配下になる。
矢背蔵人介は矢部駿河守を刺客から守るが、矢部は鳥居の奸計に嵌り町奉行を罷める。
遺志を継ぐ者 密命により成敗した。家慶のお墨付きを持つ如心尼からの密命と蔵人介の友の仇打ちが同じ人物だった。次ぎに密命が下された時受けられるかどうか判らない。
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