2019年2月7日木曜日

町奉行内与力奮闘記〈七〉 

町奉行内与力奮闘記〈七〉 外患の兆 上田秀人
 裏社会の親分・蔭蔵が死んで裏の秩序が無い、秩序を犯して仁科屋に泥棒が入った。北町奉行曲淵甲斐守はこの盗難事件を巡って南町奉行・牧野大隅守から喧嘩を売られた。
 内与力・城見亨は仁科屋の手口を見届け、裏社会に詳しい、播磨屋の用心棒・池端と志村に相談する。二人の協力を得、市兵衛を捕まえる。
 南町の岡っ引きが血鞘と呼ばれた殺し屋が城見に付いている事を知る。播磨屋の用心棒が血鞘であることも知れる。志村も見張られていることを知る。
 甲斐守は放逐した与力・佐田郁太郎に奉行所は一つでいいという書状を目安箱に入れるよう命じる。
 放逐された竹林一栄が浪人・丹波五郎左を雇った。

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