文政五年 1822年
下総三万五千石稲月藩次男・千太郎27才は田安家ゆかりの由布姫19才と祝言が決まった。祝言まで気ままに暮らしたいと夜逃げした。骨董屋・片倉屋に居候する。
景徳鎮の謎 景徳鎮の壺に隠されていた手紙を脅しに使われていた夫婦を助け、文を燃やす。文は大奥に行く前に出された妻の友達の物だった。
魔の夕景画 命を狙われている絵師が描いた絵を頼りに、辻斬りを捕まえる。旗本を隠居させる。
猫は知っていた 商家の娘・公がお照が猫になったという。お照を探して欲しいのだ。お照を探している途中でお清の死体を見付ける。お清によってお照は呼び出されていた。お清の亭主がお照を呼び出すように言った男を強請り、お清は殺された。お照は公の父親の妾になっていた。
思い出風車 片倉屋・治右衛門の義理母の連れ子・弟として育った・文次郎が殺された。ここのところ評判が良くない。文次郎の父親は盗賊の頭だった。八年前から盗賊の手下が店に入り込み、番頭になり店を仕切っていた。悪い商売をする番頭に従わなくなった文次郎は殺された。千太郎が暴く。
稲月藩江戸家老の息子・佐原市之状が千太郎を探している。
由布姫も志津を連れ町歩きをしている。
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