道具侍隠密帳(三) 獣の涙 早見俊
能登川清兵衛は木暮十四郎と出会う。十四郎は御家人大下道場の師範代をしている。大下道場の門弟たちは、京塚長門守に騙され、火付けの犯人にされそうになる。屋敷で虎や熊、大蛇や鰐を飼う京塚は人を獣のエサにしている。清兵衛は熊の小屋にほり込まれる。
大下道場の門下生を付け火の犯人にしようとしている時、町奉行所が出張る。逃げた京塚を追いかけ屋敷に行った清兵衛は、峰助が作った戦車で乗り込む。京塚は鰐のいる堀にはまる。
大下が亡くなり十四郎は大下の娘・由紀と祝言をあげ道場を継ぐ事になった。
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