2016年6月8日水曜日

あくじゃれ瓢六

あくじゃれ瓢六  諸田玲子
興津屋弐兵衛・賀野見堂貸し本屋瓦版屋を始める。筧十五郎絵師
牢に捕らえられている大名の屋敷に入り骨董ばかりを盗んでいた仁平から骨董品の在り処を聞き出してくる。在所を隠している仁平の在所を突き止める。村に寄付をしている。犬が探していた茶腕で食事をしていた。
お袖が挿していた簪が盗まれた物だった。女将が女中の荷物とお袖の荷物を間違えた。夫の浮気相手の女中の荷物に自分の簪を忍ばせた。店を追い出すつもりだった。十五郎の許嫁は同じような事件で自死していた。
牢名主・雷蔵が病気になって溜まりに移された。後釜を狙って牢の中が騒がしい。瓢六は牢に入って大釜とカマキリの産まれる寸前を用意した。産まれて供食いが始まり最後にはみんな居なくなった。みんなおとなしくなった。
大名関係の母子を奉行の家に見張りの目をのけて連れて来る命令を受けた。一組は二挺の駕籠でもう一組は瓦版番を売るためにやっていたことで、途中で岡っ引きに奉行所へ引っ張られて行った。母子は石出帯刀に匿われた。

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