風の王国〈4〉 東日流の台頭 平谷美樹
東日流は遼東に東日流府を打ち立てた。堙譔王15年 920年
明秀は須哩奴夷靺鞨を助けに向かう。明秀の狼は狼の群れのボスになる。明秀はアルトゥ(金)、元ボスをモング(銀)と名付けた。明秀は須哩奴夷靺鞨の蓮姫やバアトルと一緒に契丹のゲリラ兵士と戦い全滅を阻止した。
遼東の安市城にいる勇魚のもとに、罪のない良民を多数殺し死罪になる前に出奔してい建部清瀬麻呂が罪を償うと帰ってきた。清瀬麻呂は劉倍老人(突欲)暗示にかかっていた。安市城は内から攻められ勇魚は怪我を負い助けられたが、安市城は契丹のものになり清瀬麻呂が入った。東日流軍は火薬を使った。
堙譔王20年 925年
渤海は唐からの援軍要請のため芳蘭を唐への貢ぎ物にする。芳蘭の侍従・冨先が行く。芳蘭は逃げる途中、明秀に付いている霊・橘によって契丹の突欲の下へ誘われる。橘は突欲も誘う。
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