2017年6月23日金曜日

歴史探偵月村弘平の事件簿③

歴史探偵月村弘平の事件簿③ 「おくのほそ道」殺人事件 風野真知雄
 毒殺遺体が見付かる。警視庁捜査一課の刑事・上田夕湖が捜査にあたる。芭蕉に関係した地だった。芭蕉資料館で身元が判る。しのぶ文知摺でも遺体が見付かる。
 月村弘平は馴染みのウエスト・コーストのマスターを思い出す。犯人はマスターだった。
 殺された三人と福島の医者は四十年前埋蔵金を見付けていた。マスターは四人の馴染み客が、四十年前奥の細道の旅行後裕福になったことを知っていた。新聞で四十年前、強盗殺人があった事を知ったマスターは四人が強盗殺人の犯人だと勘違いし、殺していた。

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