料理人季蔵捕物控二幕⑥ うに勝負 和田はつ子
一膳飯屋塩梅屋に生ウニの料理を流行らせて欲しいと言う男がきた。戯作者と名乗ったが大川の船の上から消えたと言われる生糸長者・華多屋徳右衛門だった。娘に殺されていた。寺で隠れキリシタンを名乗り、殺人を頼まれることを商売にしている者たちがいた。
季蔵は烏谷に命じられ柳泉寺に料理人は入り込むが、季蔵と烏谷の関係も瑠璃のことも承知していた。季蔵の危機を瑠璃を守る猫・虎吉が知らせ、捕り方が踏み込み捕らえられた。元凶は呉服屋の三男・辰之助・華多屋徳右衛門の娘を虜にした男だった。
徳右衛門が送ってくれた塩漬けのウニ・越前雲丹と生ウニを使い料理を造る。蓮見御膳を作る。
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