燦1 風の刃 あさのあつこ
吉倉伊月 父・伊佐衛門 母・神波頭領の娘・美加子 母は藩が神波を滅ばした時、自害した。 長城守の次男・圭寿の側に使えている。伊月は双子で生まれた。母が自害した時、頭領・兎十が燦《伊月の双子の弟)を迎えに来、母の髪一房と共に山に帰った。
十六年後
何者か、鷹を操る者が長城守を襲った。圭寿と伊月が長城守を守った。長城守は落馬し、歩けなくなった。襲ったのは、山で育てられた燦だった。
兎十は伊佐衛門に別れの挨拶をし、田鶴城大手門前で「神波のただ一人の生き残り、長城守を襲ったのはわしだ。恨みのため襲った。」と言い残し燃えた。
長男・継寿が江戸で赤痘瘡に罹り亡くなる。
圭寿は江戸へ行くことになる。伊月も行く。美加子の形見の懐剣を持ち燦も行く。
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