2015年4月2日木曜日

さばけ医龍安江戸日記2

さばけ医龍安江戸日記2 名残の桜 稲葉稔
 商家の主を殺すために雇われた寺内弥之助夫婦を助ける。寺内の妻が病身で龍安の患者だった
 弥之助は、徒組の御家人だった。仁正寺藩の側用人により小普請にされ任正寺藩の話に乗るように仕向けられる。商人に斬りかかるが殺せず、任正寺藩の使番が商人を殺し、弥之助を殺そうとする。傷を負った弥之助は龍安の下に逃げ込む。龍安は弥之助を母親に預け、側用人に寺内から手を引くように話しを付け、徒頭には寺内を元の御役に戻すよう話しを付ける。龍安は側用人と使番を殺す。
 弥之助の妻の気鬱の病が治った。弥之助は武士を捨てるつもりになる。

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