日暮し同心始末帖 はぐれ鳥 辻堂魁
北町奉行所平同心・日暮龍平30才 公儀番方小十人組旗本・沢木家三男が23才の時町方同心の家に養子に入る。小野派一刀流。妻・麻奈同い年。龍平は知らなかったが養子の話しは麻奈の希望だった。息子俊太郎・5才。娘菜実・9月に生まれたばかり
日本橋 老舗菓子問屋・鹿取屋の娘・萌が好きになった船頭・川太郎の所へ家出する。親は勾引かしだと奉行所に訴える。川太郎は芝居をし萌を家に帰す。鹿取屋はごろつきに川太郎を襲わせる。後鹿取屋は強請られるようになる。龍平と川太郎でケリをつける。萌は大店の次男との結納をすっぽかし破談になった。萌は川太郎を婿にして店を継いだ。
唐櫃 文化十三年 10月 童女が母を探して欲しいと奉行所に来る。再婚相手の死体を唐櫃に入れて、田舎の家の裏に埋めていた。
はぐれ鳥 指物師の修行に行った夫を五年待った。帰ってきた喜一は盗賊の仲間になっていた。喜一は仲間から逃げようとして頭に殺される。
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