2015年4月16日木曜日

燦5

燦5 氷の刃 あさのあつこ
 燦が伊月を助ける。伊月は吉の看病を受ける。その間、燦が圭寿の護衛をする。
 宝仙は左手で絵を描く。
 静門院は元藩士の妻だった。静門院が側室になった時から付けられた柏木は常寿の命で動いていた。田鶴に仇成す者は全て殺せと言われていた。静門院に斬り付けるが最期は自死する。
 燦が伊月に与えた毒消しが、毒としても作用したようだ。燦の話しを聞き、圭寿は薬草を田鶴の殖産にしようと考える。
 柏木の命で動いていた中屋敷の女中を未方につけ敵をあぶり出す。林葉源之丈だった。剣が苦手で、圭寿の身代わりを務めたりした小姓が、毒蛇を使う刺客だった。仲間も捕らえたが全員自死する。後ろに誰がいるのか、親父に聞けと言い残す。
 圭寿は傷を負った山内瑞和に切腹を許さなかった。
 上屋敷に移り、全てを知り、国を治める覚悟を決めた。

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