神の時空⑧ 京の天命 高田崇史
松島では塩竈神社が、京都 天の橋立では籠神社が、厳島神社が、東京では神田明神が、大分では宇佐神宮が、地震や火事、竜巻によって壊されて行く。
彩音は、知ってる女子を手配する。松島は、象潟京。京に頼むために六道佐助が行く。天橋立は樒祈美子と加藤裕香、厳島神社は観音崎栞、熱田神宮は涙川紗也、神田明神は彩音と巳雨、宇佐神宮には加地の横にいる伶子が巳雨の念だけ連れて行く。それぞれが祈り、神を鎮める。
巳雨の後ろに市杵嶋姫命と素戔鳴尊を見た高村は立ち去る。磯笛の左目から茶枳尼天が磯笛の魂を持って出て行くのが見えた。朧も死んだ。後に道返玉が残っていた。
摩季の初七日が近付く、集まった六個の玉で了は摩季を蘇らそうとした。足りない、陽一の力を借りた。陽一はヌリカベで無くなった。彩音たちにも身体が見えなくなった。摩季は蘇った。
摩季は陽一の妹だった。ヌリカベになってから以前の記憶が無かった。陽一は一連の事件を思い出していた。摩季を蘇らせるために協力した。
辻曲兄妹の両親を亡くした八年前のバス事故は乗客全員が亡くなっていた。
日本秘史探訪ツアー参加者
潮田誠・國學院大学教授
福来俊夫夫婦歴史作家・東京 陽一の両親
辻曲敬二郎夫婦・東京
象潟隆司・松島 象潟京の父
加藤範夫・國學院大学学生 裕香の兄
樒常雄・奈良 樒祈美子の父
陽一は、事故のことを詳しく了に話そうとしていた矢先に殺された。
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