2018年9月22日土曜日

空也十番勝負 青春篇⑤

空也十番勝負 青春篇⑤ 異郷のぞみし 佐伯泰英
 坂崎空也は対馬の北端に立ち、眉月の先祖がやってきたという高麗を見ていた。
対馬藩与頭・唐舟志十右衛門と知り合う。佐須奈関所道場で世話になるが、朝鮮からの使いに会いに行く唐船志からの誘いを断り、唐船志が留守の間に関所を出た。途中で公儀隠密と思える、鵜飼寅吉と会う。対馬藩の追ってから逃れ、トラ吉の対馬藩の阿片密売の証拠を手に入れる助けをする。朝鮮の李老師の弟子・林大圭を破り、朝鮮の剣術家にも追われる。長崎に行く寅吉の同道し、舟で壱岐島に送って貰った。
 壱岐の猿岩で高麗人・季遜督から高麗剣法を習う。修行の後、平戸に行く。
九代藩主松浦清に目通りし、平戸藩講武演技場で練習し、夜は南蛮平戸流の無言の練習をする。南蛮平戸流の練習場に、季智幹老師が現れ、空也が倒す。
 

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