2018年6月5日火曜日

京都寺町三条のホームズ・8

京都寺町三条のホームズ・8 望月麻衣
 見習い鑑定士の奮闘
 家頭清貴 寺町三条にある骨董品店「蔵」のオーナーの孫。通称ホームズ。
 真城葵  大学一年生 蔵でアルバイトをしている。
 プロローグ オーナー・家頭誠司の一言で、院を卒業した清貴は、修行のために短期間雇ってくれるところで働くことになった。
 一生に一度は まずは松花堂庭園・美術館
 講演会をする。葵が友人・宮下香織と美術館を訪れた時、講演会だった。清貴は葵の事になるとデレデレになる。友人・秋人のテレビ番組「京日和」で美術館と石清水八幡宮を紹介することになった。石清水八幡宮の目抜きの猿の釘が抜かれた。ホームズが解決する。
 小さなホームズ 「UEDコンサルタント」の社長・上田邦光の秘書をする。上田は清貴が小さい時から父親のように接した人だった。清貴ももう一人の父親と言う。大事に壊れ物を扱うように育てる祖父や父の代わりに、父親のように接した上田だった。清貴が2才の時に亡くなった母・清美を愛した人だった。小学生の時に贋物の絵を売りつけられている上田を救った。浮気がばれて離婚することになった上田に、わざと離婚するためにばれるように浮気をしたでしょう。と言う清貴。
 聖母の涙 元メトロポリタン美術館のキュレーターであり、世界中の美術館に精通しているトーマス・ホプキンスの秘書をする。「雨宮史郎」改名「菊川史郎」に会う。
クリスマスを日本で過ごす。葵の家に来た清貴は近所の幼稚園のマリヤ像の目から血が流れる事件を解明する。
 宮下香織の困惑 清貴の父親は蔵の店番をしながら小説を書いている。香織は好きになってしまう。
 エピローグ
 新年会で円生がお披露目される。円生と清貴の火花が散る。

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