2015年9月17日木曜日

しゃばけシリーズ6

しゃばけシリーズ6 ちんぷんかん 畠中恵
 鬼と小鬼 通町で火事が起こり長崎屋は燃えてしまう。若旦那は三途の川の手前から冬吉少年と共に帰ってくる。
 ちんぷんかん 広徳寺の寛朝は妖退治で高名で、相談事に対応している。秋英は9才で出家し、広徳寺に入ったその日に寛朝の弟子になった。秋英22才、狸が本の中に引きずり込まれる相談に来た。秋英は閉じこめられた本から助けられ、若旦那の言葉で、自分が妖を見ることが出来ると知った。 
 男ぶり 一太郎の母・おたえの婿取りの話し。おたえには好きな人がいた。その人のために、商家で起こる卵事件を解決した。解決したことにより、おたえはその人との縁談がなくなった。藤吉はいつも褒めてくれる。褒め言葉におたえは気持ちよくなる。おたえは藤吉と一緒になった。
 今昔 一太郎の腹違いの兄・松之助に縁談がある。松之助が良いと思ったのは米屋の玉乃屋の妹のお咲だった。縁談は姉のおくらとだった。お咲が姉の命が狙われて居ると相談に来る。離れに匿い調べる。陰陽師が式神を使っていた。身体が弱いおくらは自分がいると妹に迷惑になると思い、陰陽師に自分を殺すことを頼んでいた。若旦那は姉妹に両親と話し合いをするように薦め、家に帰す。
 はるがいくよ 桜の花びらから生まれた小紅がいる。花が散ってしまえば小紅は消える。どうにかして桜の花を留めたいと思うが出来ない。何千年生きている兄やたちにとって、自分は小紅と同じ立場であることを知る。

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