料理人季蔵捕物控29 えんがわ尽くし 和田はつ子
百合根を売りに来る清美が殺された。夫・源七も殺されて見付かった。二人を弔った川勝亭の女将・舟が勾引かされる。犯人は首を吊り、舟は近くの小屋で見付かった。舟を取り合っていた商家の主の一人・徳兵衛が殺され、死体を見付けたもう一人の両替商の助左衛門が捕まる。舟が徳兵衛に二百両の借金があることが分かり舟が捕まる。季蔵は、舟の夫・絵書きの菊田が行方不明になった熱海を調べに行く。
源七、菊田、徳兵衛、助左衛門の過去の繋がりがわかる。五人で質屋に押し入った。六人の予定が止めようとした菊田を崖から突き落としていた。話しをしてくれた熱海の引退した岡っ引きともう一人、頭分・祐助がいた。今は川勝の菩提寺の和尚に成りすましていた。本当の和尚は殺されていた。祐助は捕まった。
徳兵衛と助左衛門は菊田を殺してしまった罪の意識から舟を助けていた。菊田は記憶を無くし新たな生活をしているのが見付かった。舟は川勝亭を出、助左衛門と一緒になる。
瑠璃は季蔵が持って行った山百合を飾った。季蔵が持って行ったものだから。元気になりつつある。
料理は百合根料理、昆布〆料理、熟柿の季節です。
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