水茶屋のおこんのところに松平家勘定方・青木与平太が藩の公用金を使って通っていた。おこんには水野家の馬廻りも入れ揚げていた。気が付いた青木は松平家を出奔し、水野の家臣・置田右京之介を殺そうとした。水茶屋に立て籠もり行列を狙う。青木を龍之助は斬る。おこんを不信に思った置田は水茶屋に来た。現れた龍之介に刀を抜いたため取り押さえられ、水野家へ渡され切腹した。青木が不埒な行ないをしたことを知っているおこんと店の主夫婦が松平家に狙われる。夫婦とおこんを別の所に逃がそうとしたが、おこんは遠回りをし、逃げ切れたと思った夫婦を襲う。分けられた金額が気に入らなかった。おこんがモエを刺し、唐八がおこんをさしたことで逃げられなくなった。お甲と伊三次は三人を殺した。龍之介が逃がしていた事が分かってしまうから。松平家の思う壷になった。
0 件のコメント:
コメントを投稿