2017年11月2日木曜日

風の王国〈6〉 隻腕の女帝

風の王国〈6〉 隻腕の女帝 平谷美樹
 宇鉄亞都偉明秀の育ての親と遊女・夕凪が東日流から来た。
 明秀は勇魚と共に東日流軍を率いて契丹に抵抗していた。建部清瀬麻呂は契丹軍として戦っていたが、契丹軍の韓廉に殺される。
 十一月、勇魚は刀鍛冶・晶鈺と結婚した。
 須哩奴夷靺鞨の蓮姫が子種を貰うとやってくる。
 契丹暦天顕二年 927年 一月 芳蘭が突欲の子ども・隆先を産んだ。
 契丹皇帝・耶律阿保機は息子・尭骨に殺された。突欲は生き返る術を施すが間に合わなかった。突欲を次の皇帝にしようとしていた阿保機が亡くなり、月理朶は尭骨を天下兵馬大元帥に就任させる。十月、即位式の時、芳蘭は宝物蔵から明秀の剣を持ち帰る。壱萬栄に託し、明秀に渡してもらう。突欲の正室と息子は上京城で生活する。
 尭骨が東丹国の王都を遼陽に遷すようにと命令してきた。遼陽城は東日流軍に落とされている。取り返さなければならなかった。遼陽城陥落・上京遼陽府を名乗る。

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