風の市兵衛⑳ 架け橋 第一部 完 辻堂魁
文政七年 1824年 二月 唐木市兵衛40才 武州忍田領阿部家当主・阿部豊前守武喬の御側衆大庭桐右衛門と見合いをする。婿養子の話。居酒屋、喜楽亭に集まった者により、市兵衛には十年前に京都の公家の娘との間に子がいることが聞こえ、破談になる。
相模の須賀湊の廻船問屋弓月の七左衛門より助けてと言う「青」の伝言を受けとる。
青は弥陀ノ介の元から逃げ大坂へ行く途中船が難破し、外国船に助けられ、海賊船に引き取られ海賊船から逃げ海を漂っている時に弓月の船に助けられていた。弥陀ノ介の子どもがお腹にいた。
市兵衛は須賀に行く。伊豆を拠点にした海賊が大店を次々と襲っていた。須賀に現れた海賊を市兵衛は退治する。海賊の本拠地を見付けた弥陀ノ介等は海賊を根絶やしにする。
江戸に帰った青は、弥陀ノ介と祝言を挙げる。
風の市兵衛⑬ 遠雷 2014年10月22日 既読
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