2016年11月27日日曜日

御家人無頼 蹴飛ばし左門 6

御家人無頼 蹴飛ばし左門 6 御首級千両 芝村凉也
 轡田との果たし合いで怪我を負いながら、動き、勝手ばかり言う三日日左門は、医者・道哲に日々の暮らしを送れるようにはしてやるが、以前と同じ進退が出来るところまで戻すのは諦めと言われ、大人しく養生している。
 お神楽一家から亀戸天神の掏摸の話を聞き、掏摸の親分と岡っ引きの関係を暴露し、掏摸を捕まえる。
 旗本二千二百石池端但馬守の若殿が辻斬りをしていた。奉行所からの命令で岡っ引きは手を引いた。左近は若殿につく家来の腕を切り落とし、若殿を斬り、頭を持ち去りる。頭と交換に要求した金額の半金を持ってきた腕を切り落とした若者に金をやり逃がし、髷と鼻を切り落とした頭を屋敷に返す。左門は検死に大枚をはたかねばならないだろうと笑っている。

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