ゆめつげ 畠中恵
清鏡神社の神官兄弟・川辺弓月22才・信行18才。弓月は夢告をする。
白加巳神社の権宮司・佐伯彰彦に青戸屋の息子だと名乗りを挙げた三人の少年の中から本当の息子を見付けることを頼まれる。
三人の親の内二人が殺される。青戸屋の全財産を奪うために、倒幕派の浪士に拘束される。
弓月の先の事を見る力でみんな抜け出ることが出来る。三人のうち、青戸屋の子供が分かる。青戸屋・幸右衛門の息子・信太郎と言う時と、ただ、信太郎と言う時では見えるものが違うということ。本当の信太郎が分かるが、青戸屋は三人の面倒をみる。
浪士たちは捕まる。彰彦は神官を政治の道具にされ自分たちがどうなるか心配なため由緒があり夢告ができる弓月を京都へ連れて行こうとする。
弓月は将来も落ち葉を掃いている神官を視、京都へ行く事を辞め、そのままの生活を続けた。
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