居眠り磐音江戸双紙1 陽炎の辻 佐伯泰英
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明和九年 1772年 四月
坂崎磐音27才・河出慎之輔28才・小林琴平27才は江戸から豊後関前へ帰って来た。
磐音は琴平の妹・奈緒と祝言を挙げる予定。慎之輔は琴平の妹・舞と結婚している。
河出慎之輔28才江戸から豊後関前に帰った日、叔父から妻・舞が不義密通を犯していると聞き、手討ちにする。慎之輔の友・舞の兄・小林琴平は慎之輔と慎之輔の叔父を殺してしまう。磐音は本当の事を妹・伊代から聞き、琴平に告げようとするが、琴平は舞の不義の相手と言われた、山尻頼禎をも殺してしまう。磐音は上意討ちで琴平を倒す。
九月 磐音は関前に居られず江戸に来た。
長屋の大家・金兵衛に紹介され宮戸川で鰻裂きの仕事を見付けた。用心棒を必要とした両替商・今津屋にも雇われた。今津屋は老中・田沼意次の発案・南鐐二朱銀の流通をさせるのことに頭を痛めていた。磐音は両替商行司・阿波屋を敵に回し、貨幣政策に対する謀反を明らかにし、贋南鐐を表に出すことによって今津屋を助けた。
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